尿にたんぱく質が混じる「たんぱく尿」は、健康診断や人間ドックの尿検査で指摘されることがあります。自覚症状がないためそのまま放置してしまう方も少なくありませんが、たんぱく尿は腎臓に何らかの異常が起きているサインである可能性があります。早期に原因を調べ、適切に対処することが腎機能を守るうえで非常に重要です。
たんぱく尿・血尿
たんぱく尿・血尿

尿にたんぱく質が混じる「たんぱく尿」は、健康診断や人間ドックの尿検査で指摘されることがあります。自覚症状がないためそのまま放置してしまう方も少なくありませんが、たんぱく尿は腎臓に何らかの異常が起きているサインである可能性があります。早期に原因を調べ、適切に対処することが腎機能を守るうえで非常に重要です。
健康な腎臓は、血液をろ過する際にたんぱく質が尿に漏れ出ないよう精密にコントロールしています。この働きに異常が生じると、たんぱく質が尿中に混じるようになります。これが「たんぱく尿」です。激しい運動や発熱などによって一時的に生じることもありますが、持続する場合は腎臓の病気が疑われます。
IgA腎症をはじめとする慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症、高血圧による腎硬化症などが代表的です。糖尿病や高血圧は腎臓の細い血管を傷め、慢性的に進行することで腎機能が低下します。自覚症状が出にくいため、気づいたときには腎機能がかなり低下しているケースも見られます。
当院では尿検査(尿定性・尿沈渣)に加え、血液検査(クレアチニン・eGFR・尿素窒素など)、腹部超音波検査を組み合わせて原因の絞り込みを行います。腎疾患の診断を確定するためには腎生検という、腎臓の組織をとる検査が必要です。検査や治療の適応になる場合は連携する医療機関へご紹介します。一人ひとりの状態に合わせた検査計画を立て、できる限り患者さんの負担を少なく、迅速に診断を進めます。
治療は原因となっている疾患によって異なります。腎炎に対しては薬物療法(降圧薬・免疫抑制薬など)、糖尿病性腎症には血糖・血圧・脂質の包括的なコントロールが基本となります。また食事指導(塩分・たんぱく質の制限)も腎臓への負担を軽減するうえで重要です。当院では管理栄養士と連携した食事指導にも対応しており、日常生活の改善を継続してサポートします。
腎臓病は自覚症状が現れにくく、気づかないうちに進行してしまうことが少なくありません。当院では「健診で指摘されたけれど症状がない」という段階から丁寧に診察を行い、患者さんが安心して長く通い続けられる環境づくりを大切にしています。専門的な知識をわかりやすい言葉でお伝えし、治療方針についても十分にご説明したうえで一緒に考えていきます。
たんぱく尿は、早期に発見・対処することで腎機能の低下を食い止められる可能性があります。「要精密検査と言われたまま放置している」「尿の異常が気になっているが受診のきっかけがない」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。腎臓の専門的な視点から、あなたの腎臓を守るためのサポートをいたします。
尿に血液が混じる「血尿」は、健康診断や人間ドックの尿検査で指摘されることがあります。見た目では気づかないことも多く、自覚症状がないためそのまま放置してしまう方も少なくありません。しかし、血尿は腎臓や尿路に何らかの異常が起きているサインである可能性があります。早期に原因を調べ、適切に対処することが大切です。
「血尿」には、肉眼でわかる赤みがかった尿(肉眼的血尿)と、見た目では気づかず検査によってはじめて発見される顕微鏡的血尿があります。どちらも腎臓・尿管・膀胱・尿道などのいずれかに問題が生じているサインです。痛みや排尿時の違和感がない血尿であっても、精密検査が必要な場合があります。
腎臓の糸球体に炎症が起きるIgA腎症などの腎炎系疾患のほか、尿路結石、膀胱炎、腎盂腎炎などが代表的な原因として挙げられます。自己免疫疾患などの全身性の疾患によるものや、まれに腎臓や膀胱の腫瘍が原因となることもあります。痛みや自覚症状がない血尿であっても、放置せず原因を調べることが重要です。
当院では尿検査(尿定性・尿沈渣)に加え、血液検査(クレアチニン・eGFR・尿素窒素など)、腹部超音波検査を組み合わせて原因の絞り込みを行います。必要に応じて専門的な画像検査をご案内し、さらに詳しい精査が必要と判断された場合は連携する医療機関へご紹介します。一人ひとりの状態に合わせた検査計画を立て、できる限り患者さんの負担を少なく、迅速に診断を進めます。
治療は原因となっている疾患によって異なります。腎炎に対しては薬物療法(降圧薬・免疫抑制薬など)、尿路結石には水分摂取の指導や必要に応じた専門医療機関への紹介、膀胱炎などの感染症には抗菌薬による治療が基本となります。
血尿は自覚症状が乏しいことが多く、健診で指摘されても受診をためらってしまう方が少なくありません。当院では「検査で異常を指摘されたけれど症状がない」という段階から丁寧に診察を行い、患者さんが安心して受診・通院できる環境づくりを大切にしています。専門的な知識をわかりやすい言葉でお伝えし、治療方針についても十分にご説明したうえで一緒に考えていきます。
血尿は、早期に原因を特定し適切に対処することで、重篤な状態への進行を防げる可能性があります。「要精密検査と言われたまま放置している」「尿の色が気になっているが受診のきっかけがない」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。専門的な視点から、あなたの健康を守るためのサポートをいたします。
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